紅茶好きな国ロシアですが、ロシア産紅茶のほとんどを作っていたアゼルバイジャンとグルジアがソ連解体後なくなり、国内消費量の僅か2%程しか作っていなかったクラスノダールだけが唯一残りました。(ちなみにクラスノダールはオリンピックがあったソチ地方にあります)
そのため国内で全て消費され輸出されることがないので、日本では見ることすらありません。
今でもまだまだ少なく、やっと12%程だとか。
にも関わらず、その高い品質でクラスノダール紅茶は世界で高い評価を得ており、特にこのマツェスタ茶園の紅茶はドバイや中国、フランス、イタリアなど世界のアワードを数多く受賞しています。2018年もドバイで受賞されています。
さらに2018年8月1日 イギリスのグレートテイストアワードで最高の3つ星を獲得しました。
世界からあらゆる食品が集まり、食の様々な分野のエキスパートによりブランドはふせた状態で審査される権威あるアワードですが、お茶部門は449品中最高の3つ星に選ばれたのはたった15品。
その中にこのマツェスタ茶園の初摘みMay2018が入りました。
ちなみに緑茶も生産されているのですが、その初摘み緑茶も同じく3つ星を獲得しました。こちらもまた美味しいんです!入荷予定あり。
今年の初摘みは5月25日に摘まれました。
冬が厳しいロシアでは、茶摘みの時期は5月後半~10月。
寒い冬を耐え抜いて初めて摘まれる茶葉は、美味しさがぎゅっとつまっています。
2018年5月下旬にマツェスタ茶園を訪ねた日、ちょうど初摘み茶葉が萎凋中でした。
紅茶が出来上がるのは次の日午後。もちろんパッキングして出回るのはもう少し先になのですが、何とBRILLIAN TEAのために、急遽用意してくださいました!
目の前に見た茶葉を次の日、紅茶として受けとるなんて初めてです!ご厚意とできたてほやほやの茶葉に大感動でした。
これが天然の香りかとびっくりするくらい、甘く濃厚な香りに、まろやかな味わい。
香りは花の蜜、あるいやキャラメルやチョコレート、甘いベリーのようでもあります。
味わいは、まろやかや中に香ばしさと初摘みならではの青々しさも隠れています。
奥行きがとても深い紅茶。
どこの国とも違う魅力的な味わいです。さらにこの紅茶、渋みがまったくなく、冷めてもまろやかなままなんです!
通常紅茶は冷めると渋みがでます。
置いたままはおすすめできませんし、アイスティーは急冷か水出しする必要があります。
でもこの紅茶は冷めても美味しい!
水筒などに入れて、長時間持ち運ぶのにもおすすめできます。ジャムやハチミツを舐めながら紅茶を飲むロシアンティースタイルも是非お試しください。
マツェスタ茶園の紅茶は繊細な味わいなので、酸味のない甘さ控えめジャムかハチミツと合わせるのががおすすめです。
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